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2018年2月期:事業活動レビュー

 2018年2月期は、「GE(後発)医薬品80%特需」による国内設備投資トレンドが、想定以上の速さで鈍化し始め、造粒・コーティング装置関連の受注高が大きく落ち込みました。計画では、この落ち込みを錠剤印刷装置『TABREX Rev.』で補完する方針でしたが、多様な剤形などに適応する装置に対するお客様ニーズが顕在化したため、機能向上のための改造、改良を行った結果、受注台数が計画未達となりました。現在、医薬品以外の分野での展開も見据え、当社独自の錠剤搬送技術をさらに高める努力を進めています。
 海外市場では、一部大型案件の遅れや競合他社による低価格攻勢などにより、FREUND-VECTOR社の収益が悪化しました。
 一方、医薬品添加剤事業は、国内での生産調整の影響があったものの、GE医薬品のグローバル供給拠点であるインドへの輸出が始まり、販売が拡大しています。原料調達など、供給体制を強化できたため、海外でのさらなる拡販を目指しています。
 非医薬品分野では、フロイント・ターボ社を中心に活況なリチウムイオン電池(LiB)業界に対する受注活動が加速しました。LiB用電極材の製造工程を幅広くカバーする品揃えが評価され、LiBのグローバル量産拠点である中国や韓国などの海外市場で業容が拡大しています。

2019年2月期:新たな取り組み

 当社グループの現在の課題は、市場環境に左右されない事業のスピーディな構築です。答えの一つが、医薬品添加剤事業のグローバル化推進だと考えています。このために、海外主要市場における情報収集機能などを含めたマーケティング体制を整備しています。
 さらに、医薬品業界に隣接する業界での事業拡大の可能性も見えてきました。具体的には、インバウンド需要の高まりや政府のセルフメディケーション(自主服薬)推進政策を受けて成長しているOTC薬(一般用医薬品)業界、および健康食品を中心とした食品業界、高付加価値商品への需要が高まっている化粧品業界などに向けて、装置を拡販する取り組みとして、グループ間連携を強化する体制づくりに着手しています。
 このように、『ONE FREUND』の価値観のもと、経営ビジョンである「世界中の人々の医療と健康の未来に貢献し、豊かな生活と食の安全・安心を支える技術を生み出し、育成していくこと」の実現に向けて、変化への対応力を強化している当社グループを変わらずご支援・ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。

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