株主・投資家情報

新たなグローバル戦略をスタート

 米国医薬情報サービス大手のIMSヘルスの「世界の医薬品市場予測(~2021年)」によりますと、グローバル市場における2015年から2016年にかけての医薬品支出の成長率は約9%で、2016年の支出規模は1兆1,046億ドルでした。
 医薬品支出は5年後の2021年には約1兆5,000億ドルまで拡大する見通しですが、この間の年平均成長率は4~7%に鈍化する見込みとなっております。
 その間の成長をけん引するのは、先進国においてはオリジナルブランド医薬品であり、新興国ではGE医薬品であると見込まれております。
 このような環境のもと、当社グループのこれまでのグローバル展開は、医薬品分野の機械装置を主力に、アジアエリアはフロイント産業(以下「F産業社」)が、北米・中南米・欧州・中東エリアはFREUNDVECTOR社(以下「FV社」)が中心となり推進してまいりましたが、『ONE FREUND』の価値観のもと、日本市場はF産業社が、それ以外のグローバル市場をグループ一丸となって開拓する事業戦略に移行するべく、検討しております。
 加えて、医薬品分野の添加剤事業や非医薬分野の機械事業など、新たな市場開拓にも『ONE FREUND』のもと、取り組んでまいります。

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 当社グループでは、代理店網強化によるマーケティング拠点の増強、主要エリアにおけるデモセンターやラボの拡充により、市場ニーズ、お客様ニーズに沿った事業展開を進めております。FV社が展開する北米・中南米・欧州・中東エリアでは、ジェネリック医薬品メーカーが多く存在する欧州・中東エリアでの販売を強化すべく、伊ミラノのデモセンターにラボを設置しております。一方、F産業社が担当するアジアエリアでは、戦略地域をインド、中国・台湾及び韓国に絞り込み、同地域での代理店網の整備、市場拡大を進めております。


アジアエリア

アジアでは、インド周辺、韓国、中国・台湾、その他東南アジアの4エリアで代理店を展開しております。インドでは先進国への医薬品の輸出強化という国策も手伝い、海外競合メーカーも事業を強化しておりますが、当社グループも、現地の代理店との連携強化やラボ拠点の設置、一部現地での製造も視野に入れ、事業展開を加速してまいります。また、既に開発した造粒コーティング装置「Granurex(グラニュレックス)」のアジア版を軸に、同エリアでの営業活動を強化しております。

北米・中南米・欧州・中東エリア

当期(2017年2月期)は、これまでの需要をけん引してきたブラジルが引き続き低調に推移、ヨーロッパの主要市場であるトルコも軟調に推移いたしましたが、米国市場が受注・販売ともに好調で、FV社の現地通貨ベースでの業績は過去最高を達成いたしました。また、伊ミラノラボにおいて人員増強を行い、欧州でのプレゼンス強化を図っております。

連結海外売上高

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